(巻二十)すっぽりとふとんかぶりてそして泣く(小野房子)

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9月28日金曜日

これからはこんな日々になるのだろうか?細君は早くも居丈高になったような気がする。

会社には午後顔を出すが、10時頃家を出て図書館に寄り『角川俳句10月号』を点検しました。久しぶりに鷹羽狩行氏の句が発表されていて、

金叩たたき損じをさとらせず

世に遅れたるがごとくに穴惑

ばらばらに逃げて分れず稲雀

を書き留めました。

都心へ出る機会も暫くは減りそうなので、金曜日で一週遅れ気味にはなるが、丸善に寄り『エコノミスト』を調達しました。英字新聞は図書館にあるので助かります。

丸の内北口から八重洲口への自由通路を抜け、八重洲南口の高速バス発着所の前を通り、ブックセンターのところの横断歩道を渡り京橋の鮨屋大舷に向かいました。

大通りを左に折れて大舷の筋に入ってちょっと行くと稲荷がありました。行く末に不安でもありますのでお詣りして五十円奉納いたしました。
祠のまわりに縁起がございませんでしたので、ネットに頼りますと伏見稲荷とございました。
大舷では“さんまの漬け丼”が売り出しでございましたのでそれをいただき、景気付けにコップで一合いたしました。よい心持ちにございまして、酒の勢いを借りて社内のご挨拶を終わりました。

皆さんが送別の宴を設けて下さるのですが、それまでの間を有楽町で過ごした。
先ずは有楽町駅構内の大黒様に詣でてこれ迄の御加護にお礼申し上げ五百円、此からの御加護をお願いして五百円、都合金一千円を奉納し、健康を祈願してお腹を摩り、惚け払いを祈願してお頭を摩り、そして先立つ物は金なので小槌もお摩りいたしました。
有楽町にはもう一ヶ所お世話になったプロントがありますのでそこでお茶といたしました。ちょうどマスターがいらっしゃったので、ご挨拶いたしました。

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