2017-03-15から1日間の記事一覧

「余と万年筆ー夏目漱石」岩波文庫“漱石紀行文集”から

この間魯庵君に会った時、丸善の店で一日に万年筆が何本売れるだろうと尋ねたら、魯庵君は多い時は百本位出るそうだと答えた。夫では一本の万年筆がどの位長く使えるだろうと聞いたら、この間横浜のもので、ペンはまだ可なりだが、軸が減ったから軸丈易(じく…

(巻十四)地に還るまで風を染め冬紅葉(山田弘子)

3月14日火曜日 インターネットの接続と台所家具の配達待ち受けで息子と移住先に行った。 麦を踏む父子嘆きを異にせり(加藤しゅうとん) インターネットの会社も配達の会社も不在再配達を防ぐためにショートメールや電話での確認が入る。配達時間指定してお…