「井月[せいげつ] - 石川淳」ちくま文庫怠けものの話から一井月[せいげつ]のことは、つとに昭和五年刊、下島勲、高津才次郎両氏の編に係る井月全集一冊においてほとんどその大体をつくしているようであるちかごろ、「科野」昭和三十一年3号より8号まで…
6月12日月曜日 (巻三十七)怪しきは公家の早足枯野道(奥田筆子) 小雨。朝家事は特になし。昼飯喰って、一息入れて、コチコチして散歩には出かけず。雨は降ったり止んだり。 夜の11時、缶酎ハイを舐めつつ雨音を聞く。 「煎餅の尽きて気の付く夏の雨」 願…
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