(巻二十七)抵抗を感ずる熱さ煖炉あり(後藤夜半)

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(巻二十七)抵抗を感ずる熱さ煖炉あり(後藤夜半)

10月31日土曜日

本日も秋晴れであります。洗濯物はよく乾くし、毛布を干すので夜が温かい。

秋晴や宙にえがきて字を教ふ(島谷征良)

角川俳句9月号が届いたと連絡があり、駅前に向かう。

途中の団地の公園では今年もいつもの年と変わらず冬の電飾の取り付け作業が行われていた。例年通りとか恒例のとかいう枕詞を聞くのが嬉しい。少しホッとして僅かに安心する。

電飾を取り付く小枝あやまたず(拙句) 

書き留めた句は、

家一軒重機で潰し缶ビール(原田?)

平穏をくづして箸の冷奴(大矢恒彦)

真つ直な蚊遣の煙無為一日(稲葉京閑)

後方は異変と知らず蟻の列(芹澤由美)

夏燕銭を使はぬ二三日(志村宗明)

一頭と数へ秋蝶けものめく(石阪千鶴子)

*蝶々を含め、昆虫は「頭」で数えることを再確認いたした。

でした。

角川俳句が段々と薄くなっていく。

願い事-叶えてください。

本日は五千五百歩で階段は2回でした。