(巻三十七)いきいきと死んでいるなり水中花(櫂未知子)

7月25日火曜日

(巻三十七)いきいきと死んでいるなり水中花(櫂未知子)

晴れ。今朝は蝉の声だけで鳥は居らず。夜濯ぎをベランダに干す。

「丘の上の家(抄) - 田山花袋」を読んだ。

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33362767/

独歩の『武蔵野』が渋谷と目と鼻の先の話とは知らなんだ。「武蔵野」と云うと開業五十周年の武蔵野線辺りまでだと思ってしまう。その点、目下のブランド力では劣るが、「葛飾」は昔のままの場所に踏み止まっている。今宵は柴又で江戸川の花火大会だ。

指差せば指に乗りたる遠花火(木暮陶句郎)

昼飯喰って、一息入れて、瞑想して、5時半過ぎから散歩。トモ、コン、ブジ、クロと皆さんお元気。都住3でブジちゃんと故サンちゃんの面倒をみている猫婆さんと立ち話。サンちゃん(遺影)の最期の様子などお話をうかがう。猫婆さんは優しい。

願い事-ポックリ御陀仏。

で、

葛飾の思い出 - なぎら健壱ちくま文庫 下町小僧 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32297051/

を読み返してみた。

葛飾の大堤防を焼く日かな(高野素十)