(巻三十九)永久に既読のつかぬ秋の暮(福田敦子)

1月2日火曜日

(巻三十九)永久に既読のつかぬ秋の暮(福田敦子)

曇り。朝家事は掃除機がけ、洗濯、昼飯のオープンサンド用の茹で玉子調製など。

初夢や思い出せぬを吉とせり(拙句)

で、よく眠れたようだ。くだらぬ夢を見るよりよっぽどよろしい。この世にあることが夢ならば、そんな夢をわざわざ見る来ることもなく眠ったままでよかった。早いところ、また眠ろう。

行年に見残す夢もなかりけり(永井荷風)

「今あなたがいる、という奇跡 - 稲垣栄洋」生き物の死にざま、はかない命の物語 から

を読んだが結が陳腐で不愉快である。

で、オープンサンドで昼飯。一息入れに箱したが、昨日、今日と納豆を食べていないのでよろしくない。発酵食品微生物入りを食べなくては。

美食より快便うれし老の秋(佐藤其土)

散歩には出かけず。

夕飯の下働き。豚肉を解凍して焼き、煮物の残りを温めた。

願い事-ポックリ御陀仏。元気に早いとこ御陀仏。

他人様を巻き込まず逝けるなら事故で一発も可。

《昨日はブログ「随筆筆写」に25人の方が訪れ、28のアクセスがあった。アクセスのトップは

「悪が私を生かしてくれる - 中島義道」人生、しょせん気晴らし から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32319325/

栴檀は双葉より芳し”ということか?

で、

「死はなぜこわいか - 岸田秀」中公文庫 続ものぐさ精神分析 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32313041/

今のところ、

After your death, you will be what you were before your birth. - Author Schopenhauer

を“信じて”いて、

要はどう死ぬかなよねワインゼリー(池田澄子)

だと思っている。

余録:駅伝ではありませんし、今日が御命日(1月9日)ではありませんが。

「俳句旅枕ー渡辺誠一郎」角川俳句平成29年5月号から一部書き抜き(円谷幸吉遺書)

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294760/