(巻四十)亡き人のよき文を読み冬に入る(小野田健)

3月31日日曜日

 

(巻四十)亡き人のよき文を読み冬に入る(小野田健)

 

晴れ。無風。桜咲く。朝家事は掃除機がけ。台所の敷物を通路で叩いたときに桜通りを見下ろすとチラホラと開いていた。

桜通りを通って生協へ。ここの桜は高いところに咲くので、“親近感”が湧かない。

昼飯喰って、一息入れて、散歩。曳舟川の桜はまだ一輪二輪といった感じ。亀中正門側の桜が見た中では一番咲いていた(一撮)。気温が25度を超えたとかで、今日はアイス・珈琲に致した。

猫は、コンちゃんが人恋しそうについてきた。寝そべって大あくびしたので歯を見たが、結構年増のようだ。

クロちゃんは不在。日曜・祭日は不在のことが多いが、隣のアパートのお姉さんの膝の上でペットをやっているのかも。

ウエルシアに寄って、焦がしてしまった菜箸の補充品を買う。

帰宅して、夕食の手伝い。鶏ポトフの鍋番と鮭を焼く。

 

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに仏。

 

肉マンを二つ列べて四月馬鹿(拙句)

平均で残りを弾く四月馬鹿(拙句)

 

昨日はブログ「随筆筆写」に24人の方が訪れ、24のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス4)は

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

2位(アクセス2)は、

「執事が見なかったもの(『日の名残りカズオ・イシグロ』の書評) - サルマン・ラシュディ小野寺健訳〕」光文社知恵の森文庫 ロンドンで本を読む 丸谷才一編著 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32330625/

書評ということで、

「諸井薫・選-永井荷風 - 諸井薫」早川文庫 私の選んだ文庫ベスト3 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32318962/

を紐づけ致しました。

 

余録:「最初の一歩は自分の心から - 高田明」を読んで、
「そうすると一体何をもって貧乏とするのかな、と考えてしまんです。あのとき自分を貧乏だと思わなかったのは、周りの人も似たり寄ったりの暮らし向きだったからかもしれませんね、そうすると貧困の問題は、物質的な貧しさとは別に、やはり周囲との比較において、より強く感じられるものじゃないかとも思うわけです。よく言われる格差社会という言葉にも、 その中に比較、つまり「差」が入っているでしょう。ですから日々のパンも買えないような極端な貧困は別としても、周りとの比較に依らないで、いかに自分の心を豊かに、満ち足りたものにできるかということが非常に大切なんじゃないかと僕は今、思っています。」
に共感いたした。
しかし、共感はしても
つちふるや嫌な奴との生きくらべ(藤田湘子)

シャーデンフロイデSchadenfreude
というような卑しい本性は治らない。

「最初の一歩は自分の心から - 高田明」私の「貧乏物語」 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33731987/

 

Sidenote: "The first step is from your own heart," Akira Takada"

 

"Then I wonder what constitutes poverty. The reason why I didn't think of myself as poor at that time may be because the people around me had a similar lifestyle, and I think that the problem of poverty is something that can be felt more strongly in comparison with those around me, apart from material poverty. The term "disparity society" that is often used also includes comparison, that is, "difference." Therefore, apart from extreme poverty where you can't even buy bread every day, I think it's very important to be able to enrich and fulfill your heart without relying on comparisons with those around you.”

 

I empathize with him.

 

However, even though I empathize it, I also understand the following:

 

Yellow dust falls, competing to outlive the disgusting Guys (a haiku by Shoko Fujita)

 

and

 

Schadenfreude

 

I think such a lowly nature of mine cannot be cured.

 

Money Box Live: Happiness and Money

https://www.bbc.co.uk/programmes/m001gk96