2024-04-01から1日間の記事一覧

随筆筆写控え帳

随筆筆写控え帳 「酒の讃と苦笑 - 若山牧水」ほろ酔い天国 から 「「エサ」と酒 - 中島らも」ほろ酔い天国 から 「魂のサバイバル - 吉田類」私の「貧乏物語」 から 「最初の一歩は自分の心から - 高田明」私の「貧乏物語」 から 「無口なほうですか? - 村上…

「酒の讃と苦笑 - 若山牧水」ほろ酔い天国 から

「酒の讃と苦笑 - 若山牧水」ほろ酔い天国 から それほどにうまきかとひとの問ひたらば何と答へむこの酒の味真実、菓子好の人が菓子を、渇いた人が水を、口にした時ほどのうまさをば酒は持っていないかも知れない。一度口にふくんで咽喉を通す。その後口に残…

(巻四十)亡き人のよき文を読み冬に入る(小野田健)

3月31日日曜日 (巻四十)亡き人のよき文を読み冬に入る(小野田健) 晴れ。無風。桜咲く。朝家事は掃除機がけ。台所の敷物を通路で叩いたときに桜通りを見下ろすとチラホラと開いていた。 桜通りを通って生協へ。ここの桜は高いところに咲くので、“親近感”が湧…