(巻四十)妻はいまローマ辺りかおでん酒(会田恥芽)

4月2日火曜日

 

(巻四十)妻はいまローマ辺りかおでん酒(会田恥芽)

 

穏やかな晴れ。朝家事は無かったが、大学合格発表号のアエラほかを買ってきてくれと頼まれアリオと駅前のリリオに歩いた。途中、クロちゃんに挨拶。スナックを食べず。体力を蓄える季節は終ったようだ。当たり前のことだが、家々の門前の花壇で手入れのしてあるところは綺麗だ。

アリオ入店。3階で蛇口に取り付ける浄水栓を買う。所望の型は1個だけしかなかった。次いで2階の紀伊国屋アエラを買う。

そこからリリオへ回り、地下の食品売場で御指定の塩「青い海焼塩」とか云うのを2本買い、4階の家電店に上がり掃除機の交換用ゴミパックを買う。交換用ゴミパックは6枚で1200円也。カミソリの交換刃と同じような商売か?

買い物を終わり、まだ飲みたくもなく、曳舟川のコースを歩いて帰途につき、ローソンでアイス・珈琲を喫す。ついでに稲荷のコンちゃんの様子を窺うと日蔭で寝そべっていて目も開けない。

昼前に帰宅。

ゴミ捨てのあと、昼飯喰って、一息入れて、散歩。

図書館で返却後、猫詣で。午後のコンちゃんは上機嫌でお腹まで見せてゴロゴロしてくれて、珍しくスナックを食す。隣の蓮光寺掲示板は新しくなっていたが、奥が深すぎて意味不明。クロちゃんは不在。生協に寄り寿司と缶酎ハイを調達し、公園のベンチで一人花見をいたそうとしたら、猫のフーコが現れた。顔を覚えているらしく、距離を置いてチョコンと座り、眼を細めてこちらを見上げる。一人だけ旨い物を食うのも気がひけるので、スナックをあげたあと、あまり好きではない蒸しエビを皿に置いてあげた。フーコは用心深く匂いを嗅いでいたが、食べることに決めた。彼女は食い方が分からず手を焼いていたが、やっとかぶりつき食べたが尻尾は残した。また、こちらを見上げているので、軍艦に乗っていた小粒のエビのような物を一粒ずつ皿に置いてあげた。これは食べやすかったらしくすぐにパクついた。最後にイクラモドキを乗せてやったが塩分が濃すぎるようで食べず。私もそう思う。

一人で花見と思ったが、楽しい客が現れて愉快な花見となった。

五分咲きの花下に見上げる野良と酌む

帰宅して豚を焼いて、野菜を炒め、豆板醤で味付けしたわけの分からぬ料理を手伝う。昨晩のおかずよりはまし。

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに仏。

 

第三の志望なりしが入学す(上野泰)

 

 

昨日はブログ「随筆筆写」に28人の方が訪れ、35のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス5)は

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

2位(アクセス3)は、

「海外に出て行く。新しいフロンティア(抜き書き) - 村上春樹新潮文庫 職業としての小説家から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32308144/

3位(アクセス2)は

西伊豆のづけ丼 - 吉本隆明ちくま文庫 お~い丼 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32307468/

綾瀬駅はどこの鉄道会社のものなのか - 梅原淳」朝日文庫 鉄道駅・路線不思議読本 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33637634/

で、海外へ出て行くということで、

「私はなぜ船に乗ったか - 北杜夫」中公文庫 どくとるマンボウ航海記 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32298024/

を紐づけ致しました。

 

余録:散歩途中に友達になった猫が2匹いる。いずれも牝猫で半野良である。餌を与える飼い主はいるが、家の中には入れて貰えない猫たちである。最初は猫のスナックでお近づきになったが、今では食い物目当てではなく親愛の情を示して近寄ってくる。誠にこの二人には癒される。

「東京野良猫ストーリー - 佐々木幹郎」猫なんて!から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32384963/

 

Side note: There are two cats that I befriended during my walk. They are both female cats and semi-strays. There are owners who feed them, but the cats are not allowed into the house. At first, I approached them with cat snacks, but now they approach me not for food but to express their affection. I am truly healed by these two friends.

*The address above is for an essay written in Japanese, which might have some relevance to my prose. The writer of this essay is like the feeders of the two cats. He feeds semi-stray cats and makes every effort to protect them from natural harm and human persecution.

 

Would my cat survive in the wild?

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3ct1prc