(巻三十九)夕立の明るき空のままやみぬ(岸田尚美)

1月24日水曜日

(巻三十九)夕立の明るき空のままやみぬ(岸田尚美)

晴れ。朝家事は洗濯。

昼飯喰って、一息入れて、散歩に出かけた。読む本がないのでネット上は回送中ばかりだったが図書館に寄ってみた。1冊だけ届いていたので借りて、クロちゃんに逢いに向かった。寒風が吹きつけるので、愛の段ボールシェルターに籠っていた。呼ぶと箱から飛び出してきて脚にまとわりついて癒してくれた。風のない一画でスナックを食べていただいた。

帰途、郵便受けに行くと放置されたビラが床に散乱していた。片付けようとしゃがんだら、防寒ジャンパーのジッパーの付け根あたりがビリッとした。帰宅してその部分を点検すると衣類本体からジッパーの根元が剥がれてしまっている。

放って置いても苛々が溜まるだけなので修理しようとすぐに出かけた。先ずアリオの中の修繕屋に行ったが、ここでは作業はしていないとのこと、「お預りして1週間後にお見積、それから2週間ほどかかります。」だと。そこはやめて、駅前のリリオの中の“夢工房”というお店に行って相談した。「ここ、力が掛かっちゃうところなのよね」と品の良い奥さん風の方が検分して、「ちょうど、ミシンの糸が同じ色だから、すぐにやりますよ」とさっさと直してくれて300円。何かあったら夢工房ですよ。で、気分がよくなったので「亀福」で軽くやって帰宅した。

願い事-ポックリ御陀仏。元気に早いとこ御陀仏。

先が短いのだから苛々せずに、色々なことに反応せずに、生きているのか死んでいるのか分からない程度になりたいのだが。イヤだイヤだ。早く片付けてください。

《昨日はブログ「随筆筆写」に30人の方が訪れ、33のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス2)は4作品、

刑法-「鉄道のキセル乗車と電子計算機使用詐欺罪の限界 ー 東京大学教授 和田俊憲」法学教室 2020年9月号 判例セレクト から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32330168/

「小鍋だて - 池波正太郎」日本の名随筆26肴 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32363967/

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp

「立石再訪、危うし「呑んべ横丁」 - 坂崎重盛」東京煮込み横丁評判記 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33065323/

池波正太郎氏に紐付けいたした。反食通として。

「食わざるの記 - 結城昌治」日本の名随筆59菜から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32369184/

余録:4

中高一貫校の入試がいよいよ本番間近のようだ。

「具象以前 - 湯川秀樹岩波文庫 日本近代随筆選 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32295024/

は、数年前にある一貫校の入試問題になり、その時はアクセスがかなりあった。この作品を読んで学者・研究者の世界もある意味一将功成、万骨枯と感想文を書くと落第か?

「一将功成 華僑の冷飯ぎらい - 邱永漢」中公文庫 食は広州に在り から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32300689/