句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻六)」
妻子飢う蟻にも増して励まねば(上村占魚)
昨晩のNHKラジオアーカイブスは、実業家でのちに随筆家となった、渋沢秀雄氏であった。
お話のなかで、1938年ころ、渋沢氏が宝塚歌劇団を引き連れて渡米したというエピソードが語られた。
また、小林一三氏に宝塚歌劇団のレベルについて苦言を述べたことも語られた。
宝塚歌劇団のオーナーであった小林一三氏は、卒業させていくことで、スターを循環させ、人気を維持していくのだ、と答えたそうです。
現在のAKBなどの手法と宝塚歌劇団の手法は同じようだ。
宝塚歌劇団と言えば、有馬稲子さんと杜けあきさんが好きです!
五十八:
有馬山猪名の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする(大弐三位)
俗世ではいろいろなことがあり、馬鹿馬鹿しいがコーちゃんの愛の賛歌を聞いて、浮世から逃れよう、です。
事無しに生きむと願ふここにさえ世の人言はなほも追ひ来る(川田順)
8時、常磐線のダイヤが乱れ始めた。