句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻六)」
神田川祭の中を流れけり(久保田万太郎)
神田祭が先々週、三社祭は昨日まで。
別人の如き乙女の祭笛(黛衛和)
車中で“本”を読む人、eブックを読む人、フェースをはじめとするソシアルメディアを読む人と色々である。
本のタイトルが見えると 、この人はこういう本を読んでいるのかと、なかなか面白い。
宮部みゆきの「パウロの葬列」という本は何が書いてあるのだろう?
筆者も、生意気にも生意気な本を車中で読むことがあるが、カバーをしておくので、バレない。
医学書などを読んでいる輩がいるが、結婚詐欺師にちがいない。
乙女たちよ、騙されないように。
いつはりの 人ほど歌は巧みなり うち頷くな 姫百合の花 (落合 直文)