本日の句歌

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句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」


収穫を終えし木々なりアーモンド人なら涼しき表情の朝(ソーラー泰子)


毎日が日曜日になる前に、まとめてお休みをいただいてもしかたないので、週なかにズル休みすることにした。


葉桜や人に知られぬ昼遊び(永井荷風)


雨ではあるが、代々木公園に鳥見に出掛けた。

烏と雀は雨でも飛び回っている。

ほかの鳥の鳴き声もきこえるが、姿は見せない。
屋根付きベンチで雨音と囀りを聞きながら、
雀の子たちが草むらで餌を啄むのを見るのも、やせ我慢して申せば、風流である。


雨音に街音交じる朝寝かな(星野高士)


写真のカラス氏とは、10分以上お隣で一緒に雨宿りした。


集団で餓死すと聞けば憎らしきカラスもあわれ生のかなしさ(斎藤哲哉)


池に、鷺の仲間と思われる一羽が飛来した。
小魚を狙っているのを傘をさしながら観察し、昼前に引き上げた。