句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」
一円も使わない日を過ごしおり介護施設に夫と移りて(佐野洋子)
梅雨明け十日は好天と言われている。
我が家ではこの時期に、カーテンの洗濯を一機に済ます。それが、今日となった。
洗濯を三度する日や心太(鈴木ゆみ)
俳壇:
フラダンス大地に素足宙に素手(藤崎幸恵)
燕の子ひとの頭を数へをり(植苗子葉)
これからは楽が一番更衣(三宅久美子)
夕方、雨戸を閉めに二階に行くと、網戸に蝉が停まっていた。
岩はなやこゝにもひとり月の客(去来)
日経がFTを買収したという。愛読誌エコノミストは買収には含まれなかったようです。
無い袖を振つて見せたる尾花哉(森川許六)