(巻八)コンビニの短き箸の夜食かな(小高根千尋)

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添付の、時計草の写真は昨年の今頃撮ったものです。
あるお宅が、垣根に絡めてきれいな花を咲かせていたところを撮しました。
そのお宅の奥さんから聞くところでは、ご主人が好きな草花だとのことでした。
ご主人は健康がすぐれないとのことで、立ち話をしているところに介護の方が到着したのを覚えている。


今朝、買い物でその前を通ったところ、時計草の蔓草が刈り取られていて金属の柵だけでになっていた。


東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なきとて春なわすれそ(菅原道真)


とは参らなかったようです。


俳壇:
涼風に晒して残る薄き自我(北原喜美恵)
何もかもこの汗引いてからのこと(岩田桂)
太古より滴る岩は陰(ほと)の神(後藤啓之)