(巻八)子の荷物運び出したる部屋の窓ソメイヨシノのつぶみふくらむ(田島千代)

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名古屋を訪れたので、敬意を表し、

井上士郎:
日のくれぬひはなけれどもあきの暮
横井也有
木に置て見たより多き落葉哉

団体旅行客の集合場所になっている、名古屋駅太閤口を抜けて、広小路口から名鉄の地下駅に降りた。
ここから、ミューという特急に乗り中部空港へ向かった。
知多半島に入り常滑辺りから景色が良くなってきた。

冬の渡り鳥の先陣が編隊を組んで飛んでいた。

尖兵の 鴨きて川の 落ち着かず (高山とよ)

中部空港での業務終了、
そして無事帰京。

細君は食べ物の土産を好まない。
ご当地グッズがご希望なので、五百四十円の名古屋城キャラクターをもとめた。

無事帰宅かと思ったら、常磐線が事故で止まっていて、すべてよしとはならず。

上下線ともに不通ぞ夜鳴蕎麦(後藤一之)