(巻九)楽屋出て花散る街の人となり(坂東三津五郎)

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11月2日月曜日

浜松町駅の小便小僧の衣装が火消し装束に変わり、火の用心の幟が立った。

夜回りを労ふ狐のかくし酒(佐怒賀正美)


通勤のお召し物も防寒スタイルになってきたようだ。
着膨れとまではいかないが、電車が狭くなったように感じる。

重ね着の中に女のはだかあり(日野草城)

ネクタイの着用も始まったようである。防寒の点からもちょうどよい。
レジメントのオーソドックスな柄やチェックでも基本単色で柄が細かいデザインが流行るのかな?

手持ちの周回遅れのネクタイがうまく混ざれそうだ。

一昔まへにすたれし流行唄(はやりうた)くちにうかべぬ酒のごとくに(若山牧水)


NHKラジオアーカイブスは、
大宅壮一氏でした。「駅弁大学」、「一億総白痴」と言う言葉を創ったことは知っていましたが、
私もその一人である、「恐妻家」も大宅壮一氏の造語だそうです。

稲妻や笑ふ女にただ土下座(正津勉)