(巻九)やがて死ぬけしきはみえず蝉の声(芭蕉)

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11月4日水曜日

渋柿の滅法生りし愚かさよ(松本たかし)


TBSラジオと文化放送スカイツリーからのFM試験放送を始めた。
本日は晴天なり。

ところで、
先週金曜日のFM放送で、図書館のあるべき姿について学者さんと、図書館運営会社会長さんが小島タカさんと論じていた。

数日前のFM東京では、e-bookの興隆と印刷本の凋落が論じられていた。

FM東京のゲストの話でアテンション・エコノミーという言葉を知った。

音楽にしろ、ゲームしろ、スポーツにしろ、映画にしろ、ラジオにしろ、読書にしろ、旅にしろ、

娯楽産業は、一人の人が自分のために使える時間(可処分時間とでも言うのかな)の奪い合いをしているのだそうだ。


図書館には可処分時間のたっぷりある方々が集まるようで、図書館の数は着実に増えていると言う。

読書とも避暑とも図書館通ひかな(葉月)


今のところ、可処分時間が限られていて、俳句の収集と整理、英語雑誌の精読と単語・表現の蓄積、ブログ書き込みと時間の潰し方に困るということはない。

図書館族の予備軍であることは間違いないが、新聞は家で読みたい。

柿食ふやすでに至福の余生かも(結城昌治)