(巻九)夕東風や海の船いる隅田川(水原秋桜子)

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12月2日水曜日

浜松町駅の小便小僧の装束がサンタクロースに変わった。

小僧の勢いのいい小便が羨ましい。私の体内には未だに尿管ステントが入っているので、常に残尿感を覚える。

ひぐらしや尿意ほのかに目覚めけり(正木ゆう子)

座っていれば問題ないのであるが、動くと尿意を催すことがある。
通勤時は乗車前に必ず立ち寄り、万全を期し、空いている保障はないが中距離電車のトイレ付き車両に乗るようにしている。それでも、柏・松戸間、松戸・北千住間は10分以上あるので内心穏やかではない。
事故などで駅間に長時間停車しないことを祈るしかない。

上下線ともに不通ぞ夜鳴蕎麦(後藤一之)

駅トイレの常習的利用者となり、駅のトイレが随分と整備されたことに気付いた。
エレベーターやエスカレーターが整備されて、老人やご不自由な方の移動環境は目に見えてよくなっていたが、鉄道各社の社会資本全般への注力は称賛に値すると思います。

置く場所のなき朝顔を貰ひけり(小野あらた)