(巻九)降る雪や厠が近くなりにけり(仁平勝)

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1月4日月曜日

仕事初めの朝が好天温暖というのは誠にありがたい。6時48分発の上り列車は未だ混雑しておらず、座席も空いていた。

有楽町駅の大黒様に初詣りした。一礼後、百円プラスを献納し、先ず胸と腹を撫でて健康をお願いした。次いで、唇を撫でて舌禍・筆禍を起こしませんようお願いした。更に打出の小槌を撫でてその事についてもお願いし、最後に股間を撫でて、「なんとか今年こそよろしく。」とお願いし、一礼して参拝を終えた。

大黒天御身払いて微笑給ふ(斎藤栄峰)

この「有楽大黒」前に掲出されている縁起によれば、
第二次大戦前に、江戸の守護神である日枝山王神社の神木を大分県出身の平野米一氏が謹彫した大黒で、これを当時有楽町駅前にあった「亀八」寿司主人が秘蔵し拝み崇めていたとのことである。
戦火空襲が激しさを増した第二次大戦末に同主人から有楽町駅長に保護を委ねられた大黒は昭和56年に、日枝神社宮司により鎮座祭を行い、現在の階段下に鎮座し、商売繁昌の神様としつ信仰を集めているとのことである。

舵取るはどの神ならむ宝船(入谷一舟)