(巻九)置く場所のなき朝顔を貰ひけり(小野あらた)

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1月13日水曜日

「責任と鞄は持たない!」をモットーとしており、手軽・身軽が一番としております。一月に入っても、電車の中でバサバサするのが嫌でコートを我慢していましたが、本格的に寒くなり、やむを得ずコート、襟巻き、手袋を着用いたしました。

仕事しに行くかマフラー二重巻(津高里永子)

何事につけ、横着なものですから、朝食は同じお店でいつもCセットを注文し、昼はいつものコンビニでいつもの焼きそば、焼きうどん、あるいはスパゲッティから一品選び、いつもの姉ちゃんがいるレジに並び、夕方は上野駅12番線のキオスクで車内持ち込み用のいつもの白角と海苔ピーパックをいつものおばちゃんから買い、四号車15Dの席をなるべく確保し、新柏のコンビニでは鬼ごろしパック酒を買って帰宅し、細君が二階に上がったあと、密かに一合の酒を一人酌みながら、カルチャーラジオを聴きつつ夕食を頂きます。

凍てる夜の独酌にして豆腐汁(徳川夢声)

このパターンを3年以上繰返していますと、一般的には人的交流の希薄な場所でも人と人との触れ合いが生まれます。

朝は、「今日、電車遅れていませんでしたか?ちょっとお客さんが少ないんですよ」とレジの彼女が声をかけてくれます。反対に混んでいてCセットが出て来るまでに二本目に火を付けたときには店長らしきおじさんが「遅くなってすみません。」と一言のコミュニケーションがありますし、今朝は私の好きなタイプの若年増(40ブラス・マイナス)から「ごゆっくりどうぞ」と微笑みを戴けた。
コンビニの姉ちゃんも、ご常連の対応をしてくれるし、キオスクのおばちゃんは「明けましておめでとうございます。本年もよろしく」と言ってくれました。駅前コンビニも馴染みの客への対応で「お疲れ様っす」と気が向けば言ってくれます。

今の私にはこのくらい接触が嬉しい。