(巻九)水や空あかり持あう夜の秋(北元居士)

1月26日火曜日

今日の句は向島百花園内に立札で掲示されていた江戸時代の旦那集の句の一つです。
百花園は町人の庭園ですので大名庭園である六義園清澄庭園に比べれば小ぶりで地味です。

片時雨今戸渡れば向島(武蔵雷山)

寒さも今日が底とのお話ですが、春が待ち遠しい。

気象士の棒細くして寒波かな(涼)

隙間風が入る北東の角部屋で寝ていますので、明け方の冷え込みで目が覚めてしまいます。

我が寝たを首あげて見る寒さかな(小山来山)

今朝も寒さで目覚めたのですが、それまで見ていた夢がまあまあでしたので良しといたしました。

色夢におもちゃてすさび寒の床(潤)