(巻十)あさり殻、八朔の皮重くとも嬉しき春の恵みのゴミ袋(吉田壱朗)

2月28日日曜日

朝の布団干しのときに春を感じます。日の出が遅い時季ですと手すりや物干し竿が冷たくて9時半くらいまで待たなけれなりませんが今朝は8時半から毛布、シーツ、掛け布団をベランダに出すことができました。

定年の男が叩く干布団(井上玉枝)

布団干し、これにつづいてのカレーの温め返しの間、NHKラジオ第二放送の「宗教の時間」を聴きました。
ノートルダムの先生が井上神父のナム・アッバについてお話下さいました。間違った理解をしたのでしょうが、他力本願と同じかなぁ?もっとも他力本願を解っているわけでもありません。

黄落や読むには読みし歎異抄(長峰竹芳)

昼寝の二時間を除けば、一日中何かと家事手伝いをさせていただきましたが、体を動かせるということを喜びとして励みました。
昨日今日と老夫の老妻殺人事件が報じられていますが、腹にすえかねることを言われたのかもしれません。私も仕事を辞めれば家にいるようになります。細君と友好的に生活するには家事にもっと貢献しなくてはならないでしょう。それまでの休日は家事に体を馴らす予行演習日です。

休日は老後に似たり砂糖水(草間時彦)