2月27日土曜日
角川俳句3月号の中島信也氏と西村和子氏の対談を読みました。
中島氏の自選五句のうち、
菜飯炊く使ひ勝手の悪き釡
山開き登る予定はないけれど
の二句を書き留めました。
ある説によれば、人生のどん底は46歳だとのことです。
組織内での責任、子育て・学費、親の老化、住処の確保など責任や負担が頂点に達するのが46歳辺りだそうです。
これを過ぎると人生も引算モードとなり、少しずつ達観し楽に生きていけるようになるとのことです。
生きることゆうやく楽し老の春(富安風生)
となるか、
鷹のつらきびしく老いて哀れなり(村上鬼城)
となるか?