(巻十)衣紋竹片側さがる宿酔(川崎展宏)

3月5日土曜日

風邪が怖くて床屋をサボっておりましたが、1ヶ月半ぶりに木の葉髪を摘んでいただきました。

木の葉髪一生を賭けしなにもなし(西島麦南)

床屋さんに「眉の下、剃りますか?」と訊かれますが、あまりくっきりした眉は全体とのバランスが取れませんのでやめています。

傾城のうすき眉毛や春の暮(松瀬青々)


国会図書館から利用カードが期限切れになるとの連絡を頂いた。
暇潰しに行くには不便だし、警戒が厳重過ぎてよろしくございません。鞄類は検問の前にロッカーに入れなくてはならず、文房具は透明ビニール袋に入れ替えて入館することになっているし、閲覧室も落ち着かないくらいだだっ広い。更新しないことにいたします。
日比谷図書館ジェトロ図書館の方が目的に沿っておりますのでそちらにうかがうことにいたします。

煤逃によき図書館の遠さかな(大谷恒彦)