(巻十)蚊に困る蚊もまた困るうちわかな(保吉)

3月7日月曜日

どうやら今年の冬は雪を免れたかな?除雪のシャベルと同様に載せたい名句も準備してありましたが、来年までお蔵入りです。

でも、こんなことになればよかったなぁ!

なりゆきの相傘に積む細か雪(新保吉幸)


昨晩はNHKラジオ文化講演会で篠田正浩監督の「ベルリンオリンピックとその記録映画“民族の祭典”、ゾルゲの話、死を美化する文化、昭和史の探求」を中心としたお話をうかがいました。
篠田監督は早稲田大学競走部で箱根駅伝花の二区を走ったそうですが、陸上競技を始めたきっかけがオリンピック記録映画 「民族の祭典」に圧倒されてのことであったとは知りませんでした。

そう言えば、NHKテレビの番組紹介“鴨川食堂”で岩下志麻さんがちょっと映っていましたが、相変わらずお美しい!
二十歳のころ、志麻さんが主演した「心中天の網島」を見てしまったのですが、艶かしいと言うかエロの極致と言うか、官能に若い心は(体は)燃えました。ハイ!

佳作座の幕に絡める愛欲の闇に吸われし十九の心(潤)