(巻十)表裏見られ花烏賊捌かるる(じはい進太)

4月23日土曜日

朝からバタバタして掲載が遅れました。


朝日歌壇、俳壇から

歌壇:

詮ないとなにも云わずに別れたがいずこに老いて此の月を見る(瀬恒 正)

俳壇:

草の餠心少うし弱き時(橘玲子)

江戸のこと少し問ひたき桜かな(小川弘)

清貧と云ふには遠し目刺焼く(池田雅かず)

その他別格の類句:

さまざまの亊忘れゆく桜かな(釋蜩硯)


を書き留めました。