(巻十)初恋や燈籠によする顔と顔(炭太祇)

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4月22日金曜日

今朝、駅までの道すがら鶯の発声練習を聞きました。まだまだ未熟な囀りでしたが、やはり鶯はよろしい。

うぐいすのケキョに力をつかふなり(辻桃子)

成田空港の南部貨物地区バス停から航空博物館バス停まで、バスが一時間に一本なので、20分ほど“散策”いたしました。この辺りは古墳時代からご先祖さまが闊歩していたようで、成田市も埴輪のレプリカを所々に配して由緒をアピールしています。(写真)

埴輪の目色無き風を通しけり(工藤弘子)

着陸してくるデルタ、アメリカン、JALの飛行機を遠景にして埴輪を見ると古代と現代が重なる光景になります。

轟音を得て浮くジャンボ機を遠景として塩辛とんぼ(横井芳夫)