(巻十一)死にぎはの恍惚おもふ冬籠(森澄雄)

7月17日日曜日

今日はミンミン蝉が啼き、私にもしっかりと聞き取れました。

古里や蝉鳴く位置の高きこと(鶴田直孝)

この句は10年以上前に財務省の俳句大会に入選した作品で、確か税関の方の句であったと記憶しております。


夜はNHKの文化講演会を聴きました。田原総一郎氏の日米関係安全保障関連歴史振り返り講演でございました。

考える人は考え昭和の日(谷山花猿)

アメリカに棄てられること。”“日本に保守政党が存在しないこと。”をお話になったのだと思います。

人の世に笑ふ淋しさ芽水仙(菅野奈美江)


続いて“仕事学のすすめ”を拝聴してポイントをつぎのように理解しました。

論文プレゼンの4つのパーツ(IRAC)
issueー問題点提起、
ruleー仮説、問題点を明確にするための対立する利益などの提示
applicationー根拠、仮説への攻撃・防御による理論化
conclusionー結論

口頭プレゼンの重要語としての“確かに” と “しかし”
“確かにそうです。”で相手を認めたうえで、“しかし”と持論を述べる。
ただし、相手の聞きたいことの範囲内で述べる。

転結のあたりで渦となる流れ(新畑ひろし)