(巻十二)しづむもの沈めて水の澄みにけり(松本ヤチヨ)

8月21日日曜日

ブログのプロフィールに大昔の自画像を載せました。フィリピンにいたころの写真ですから30年近く昔の絵でございまして今は見る影もございません。

行く春やこの人昔の人ならず(加藤武)

墓を建てるつもりはございませんので墓のつもりです。時々お詣りに来てください。

棄てるとも捨てらるるともみづからを入るる無縁墓地人は購ふ(宮原勉)


8月15日朝日俳壇から、

ごくまれに闘志湧きくる雲の峰(桂木遙)


お昼寝しながら8月6日にNPRのモーニングエデッションで放送された、VCR生産中止のニュースを聴いていたところ“a local rivival theater”という表現が聞き取れました。名画座に相当する映画館でしょうか。

佳作座の幕に絡める愛欲の闇に吸われし十九の心(潤)