(巻十二)冴え返る小便小僧の反り身かな(塩田俊子)

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10月7日金曜日

NHKラジオ第二放送のカルチャーラジオが新しい四半期に入った。今期は私にとっては願ったり叶ったり、盆と正月が一緒に来たようなテーマが揃った。

火曜日の歴史再発見では「芸者が支えた江戸の芸」と云うテーマで安原眞琴先生が担当される。第一回を拝聴したが、先ず芸者は芸で身をたてている女性であり、性をひさぐ女性ではないというところから入っておりました。今後が楽しみです。

水曜日の芸術その魅力では「富士山と日本人の心」というテーマで山下善也先生が富士山を題材にした文学・絵画についてのお話をうかがえる。第一回では奈良・平安時代の絵画からその時代の人々持っていたイメージとしての富士山の姿が紹介された。先が楽しみである。

木曜日の文学の世界では「鴨長明方丈記」との題で浅見和彦先生が講義される。第一回では、長明の生い立ちと下賀茂神社についてお話された。これも聴き逃したくない。

そして今晩、金曜日は科学と人間では 「漱石、近代科学と出会う」というタイトルで小山慶太先生のお話を拝聴した。
第一回はなぜ坊っちゃんを物理学校卒業の数学教師にしたのか?という演題で一席うががった。失礼ではありますが、一席うががったという印象でございます。大学入学前の成績表についての考証があり、数学の方が英語より点がよかったことが解っているそうです。

哲学も科学も寒きくさめ哉(寺田寅彦)


昨日成田の山田刃物店で購った爪切り(写真)は良く切れた。爪の形も調ったのでいつでも人前で風呂にも入れる。サウナに行こうか、健康ランドにしょうか、それとも思い切って、

陽物に骨のあるなし知る由なし(筑紫磐井)