(巻十三)フラメンコ靴踏み鳴らし汗飛ばす(宇田紀代)

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12月17日土曜日

土曜日の昼酒が癖になった。昼の酒は酔うために飲んではいない。一合程度を食事酒として味わっている。美味い!

きめられた酒を大事に鉦叩(橘棟九郎)

今日も街に出たがいつもの庄屋が満席でちょっと裏道に回って“幸村”という寿司屋に入ってみた。
幸村のにぎりセットの品書きは“信州”二千五百円、“上田”千八百円、“千曲”千円である。そう言えば明日が“真田丸”の最終回かな?“幸村”とつけたのだから今年の開店ではあるまい。

さて、海鮮丼(写真)であるが七百八十円である。庄屋に比べてかなり小振りであるから二百円のちがいを単純比較はできない。更に、載せてある刺し身が薄い!蛸も烏賊も鮪も河豚の如き薄さである。注文の際に大盛りを薦められたのに、合点がいった。

河豚鍋や悪女ほど夜は美しき(生島五郎)

酒は八海山の一合瓶にしたが、庄屋のコップ、枡、受け皿の三段構えの方が呑み応えがある。
とどめは禁煙である。寿司屋であるから当然ではあるが、長居して暇潰しができる雰囲気ではない。
我輩の価値観では“あまりよろしくない”に分類するが客がいないわけではない。年配の夫婦やグループでほぼ満席であった。


NHKで“私の日本語辞典”を聴いた。新語・流行語についてであるが、なんでも学問になるものだ。
新語と流行語は区別して考えるべきだそうです。「今でしょ!」は既存の言葉が流行ったので流行語とのことだそうです。だとすれば、「神ってる!」は新語大賞と言うことかな?