(巻十三)「おじいさん」として借りらるる運動会(小松誠一)

1月23日月曜日

稀勢ノ里が優勝して横綱に推挙された。辛抱に運も味方した。初優勝ではあるが年間最多勝を考慮に入れれば由と致そう。

やはらかに人分けゆくや勝角力(高井几董)

土曜、日曜と牛久のモールの特設桟敷で応援するファンがテレビニュースで映されていたが、やはり年配者が多い。我輩も最近になって相撲への関心が復活した。野球やサッカーに比べて相撲はルールが単純明解なので年配女性にも親しみ易いようだ。細君も相撲は見ている。

分からん句その儘にして冷やかに(田中吉弘)

ルールと言えば法律条文の分かりにくいことは何とかならないでしょうか?
通称「化審法」と呼ばれている化学品の製造と輸入を規制している法律を読まなくてはならなかったのですが、解らない!
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/law/detail_print

一般的な法律ではなく、関係する事業者が理解できればよいと言うのは分かるが、それにしてもと感じるのは我輩だけであろうか?。

哲学も科学も寒きくさめ哉(寺田寅彦)

帰途、神田コーラクに寄って稀勢ノ里推挙のニュースを見ながら一杯。グラスを挙げて“よかったね!”
ライオンが噛みついたニュースもありましたなあ。
檻の中にいたようですが?

敗戦忌檻を信じて虎の前(大塚まや)