(巻十五)火取虫男の夢は瞑るまで(能村登四郎)

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6月27日火曜日

土日と動き回っているせいか、疲れがとれない。睡眠は十分とれているし食欲も普通にある。昨夜など不健全な夢を健康的に見たのだからこの疲れは引っ越し前後の疲労の残りであろう。

咳に覚む夢好色にして恙なし(鈴木詮子)

明日はお休みを頂いた。夏休みをまとめていただいても旅行に出掛けるわけでもないから毎週真ん中の水曜日を休むことにした。

中吊りに求ム旅人夏休み(松枝真理子)

明日は休みであるから、帰り道の寄り道で“ときわ”に寄った。表のガラス戸に鰯の刺身とあったのでお願いしたところ売り切れだと無愛想に云われた。
鯵はあると云うので、それでい二合ただいた。魚は大衆魚に限る。

かんがえて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ(若山牧水)

俳句で下魚と云う呼び方をしていたのがあったなあ。

下魚を焼く煙なり天の川(小澤實)