(巻十五)ラガー等のそのかちうたのみじかけれ(横山白虹)

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7月20日木曜日

俳句の立読抜盗句歌集と戯れて“収集”を始めて十数年になるが、巻の三十三を締めた。句歌の数三千三百ほどとなった。一日一句、歌で後5年ほどの在庫を持っていることになるが、その頃が丁度良いタイミングでもある。

遠雷のいとかすかなるたしかさよ(細見綾子)

午後、六本木方面への出動命令が出た。茹だる暑さの中ではあったが、折角であるので散策のおまけを付けた。

うすものの下もうすもの六本木(小沢信男)

六本木と云えば俳優座なので、先ずは参拝した。舞台は知らないが、“人間の條件”や“若者たち”だな。

テーブルの上の荒野をさむざむと見下すのみの劇の再会(寺山修司)

続いてアマンドの前を歩いた。
防衛省に向かって東通りを歩いていると生きている猛禽類を腕に停めて梟喫茶Owl-Cafeの客引きをしている美女に出会った。猫カフェは知っていたが、梟喫茶とは流石六本木である!
梟の写真を撮らせもらえますか?と問うたところ、“よし”とのことであった。“お姉さまは外して撮りますから、とお断りを入れたところ“私もいいですよ!”とのことでしたので撮らせて頂きました。 

ふくろうに聞け快楽のことならば(夏井いつき)

夜はオフィスの暑気払いの飲み会が催された。六人の飲み会の幹事をフランスから来ているインターンのダルタニアン君が務め、見事に仕切った!