(巻十六)焼芋の固きをつつく火箸かな(室生さい星)

イメージ 1

イメージ 2

8月17日木曜日

本日から巻十六に入りました。概ね108句歌で一巻ですので、読み切りは11月の末から師走になるでしょう。
出歩くには良い季節ですし、希望した更改内容で収まれば午後の徘徊を楽しめそうです。

徘徊の父と無月の庭に立つ(柴田千晶)

詞書きの気楽さとは相容れない厳しい句ですみません。

写真は有楽町駅銀座口にある大黒様の賽銭箱です。毎朝お詣りしておりますが、今朝はご覧のようにパチンコの球が二個置いてありました。パチンコ屋さんではパチンコ球で募金が出来るそうで、パチンコ球用の募金箱もあると聞いています。献納した方の願いは“出る台にお導きください。”でしょうか?

パチンコ店瀧の音なす終戦日(大木あまり)

夕食に秋刀魚が出たが、大根を買い忘れたとのことでおろしはついていなかった。秋刀魚を焼いたところまでを褒めておいた。

紅顔の少年さんまやほろ苦し(潤)