(巻十六)流れ星恋は瞬時の愚なりけり(富士真奈美)

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10月6日金曜日

今年は航空貨物業界の景気が良いようでおこぼれに与れるようだ。三千円やるから一杯やんなさいと云う社長さまからのメッセージが配信されていました。個人へのお小遣いではなく職場単位の催しに限るとのことでした。

羊煮て兵を労ふ霜夜かな(召波)

労の訓読みには、“つとめる”の他に“いたわる”と“ねぎらう”があるようだ。

霜夜は“しもよ”と読むようです。霜夜で句を探したら二句書き留めたい句が出てきた。

誤診かも知れず霜夜の道かへる(小坂蛍泉)

うかうかと生て霜夜の蟋蟀(二柳)

連休前の金曜日でもあり、道草をしたくなる。丸の内のTaste of Tokyo festaを冷やかすつもりでいたので東京駅南口から出て丸の内仲通りを覗いてみた。キッチンカーやテントは立っていたが強雨で商売あがったりの様子であった。
そのまま進んで二重橋前駅から千代田線で帰途についた。千代田線と東京駅の繋ぎはこのルートが最短かと思われる。新発見だ!

そんな訳で、真面目に亀有駅まで戻ったが、このまま帰宅して細君にお仕えするのもシャクなので亀有駅北口を徘徊した。
高架線下を金町方向に少し歩き、左に折れたところにあった“加賀廣”と云うモツ焼き屋を覗いてみた。
先ずは黒ホッピーをお願いし、お隣が煮込みを頼んだので、“俺も!”とお願いした。
煮込みは白味噌であっさりとした仕立てで美味し!葱もしみったれずに盛ってあり気分もよし!
中をお代わりして、レバーたれを二本お願いした。肉がでかいのでちょっと手こずった。それほど立派なレバーであった。ホッピーの中を更にお願いし、都合上三杯飲み、お勘定は1520円であった。悪くない。場末娘が二人で入ってきて飲み始めた。安心な店なのであろう。煮込みが食べたくなったら寄ることにしょう。

金曜日のNHKカルチャーアワーは科学で、この四半期は電気エネルギーという大演題である。講師は旭化成の顧問だそうだ。今宵はリチウムイオン電池の話である。難しい話を分かり易く話そうとご苦労されているが、要は物理の話になるのだから易しくはない。
注ぎ足し充電は問題ないと云うお話はすぐに役に立つお話であった。

蓋あけて電池直列春寒し(奥坂まや)