(巻十九)四人部屋四人それぞれ死を見つめ(深堀正平)

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7月16日月曜日

亀有二丁目は旧水戸街道の街道筋で“亀有上宿”という宿場であったらしい。そのあたりに写真の一里塚跡の史跡が建ててある。昨日もそのあたりを通って“ときわ”に日参したが、
三連投はさすがに避けて今日は昼寝とした。

ふらここや昭和駆けしは五里霧中(小池イツ-難漢字)

一里塚、一里が在庫になかったので五里になった。俳句検索エンジンで“一里”を探してみた。十句ほど出てきたが、

すぐそこといはれて一里豊の秋(八染藍子)

はいいなと書き留めた。

夕食が終わり夕食の片付けも終わり風呂の用意も終わり寝具の運びも済ませ、ふと自室でくつろいだところへ細君からベランダまで蝉時雨を聞きに来いと声が掛かった。
更に、蝉時雨のいい句はあるかと御下問である。

遊び足りぬ輩のごとく夜の蝉(藤崎幸恵)

を申し上げた。