(巻二十)このくれも又くり返し同じこと(杉山杉風)

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9月17日月曜日

細君が駅前まで買い物に出たいので付き合えとおっしゃる。お供いたした。
台所マット、タオル、トイレ掃除ブラシ、靴べらなど、大した買い物ではないがここまで来ないと買えないものである。台所マットは百均で300円だそうだ。TEL友の元CAの裕美子さんから台所マットは百均で買って使い捨てにした方が賢いと知恵を付けられたらしい。
買い物を終わり、気のきいた喫茶店か軽食屋でお昼かなと思ったら、今日も崎陽軒の弁当となった。毎日焼売てば嫌なので炒飯弁当にしてみた。崎陽軒は期日限定のイベント販売のようである。豚カツの和幸と京樽と隣り合わせで競合するし、ここには他にも弁当屋が入っているが、崎陽軒カウンターへの人の寄り付きは競合他社よりよいようだ。
帰宅して、弁当を食べて昼寝が細君の望んだところらしく、さっさっ昼寝に入った。私も昼寝した。
今日は敬老の日と云うことであるが、まだ成り立ての新米老人であります。敬老の日関係の句には頷かされる句があるので紹介いたしたい。

それぞれに浮き名のありて敬老日(佐藤村夫)

*老いて猶さかんと云うこともありますし、私としても一花咲かせたい!

和を以て疲れ果てたる敬老日(日下光代)

*町内会などのお食事会にでも付き合ったのでしょう。私は御免蒙ります。テレビのニュースなどで学芸会のような催しに手を叩いている年寄りが映されていますが、あんなものを見せられるのも御免蒙ります。

敬老日昔の人と言はれけり(菊地潔)

*別に抵抗感はございません。終わった人と言われても納得です。

角とれてなどと褒められ敬老日(佐藤益子)

*歳を取っていい方へ性格が変わると云うのはあまり聞かないが、無いことは無いのだろう。私は一層悪くなりそうであり、皮肉力に磨きをかけたいと思っています。つまり、嫌な爺になるわけです。

通帳に利息一円敬老日(山本小品)

*やはり金は重要ですね。怖いのは低利率ではなく、本当はインフレです。日本円もいつまでもつか不透明ですから、金、スイスフラン、など換価が比較的容易で小分け出来る資産にある程度は分散しておいた方が安心ですよね!不動産は小金持ちがやるものではないでしょう。それに保有期間が長いことが前提になりますが、その前提が問題です。一番大事なことは“ヤミ”でさばけるかどうかです。土地売って年金下げられて、健康保険あげられたらアホです。

年寄りを嫌ふ年寄り敬老日(河内きよし)

*老醜と云うことは否定できません。私なども醜い老人です。鏡や写真を見るのが辛いほどです。私より高齢の方は往々にして私より老いた姿をされていて、私は今よりもその老いた姿になっていき、体の自由が一層効かなくなると云うことを意識せざろう得なくなります。これを怖れての反応でしょう。

今日のコチコチ読書、

和文の方は、

「関税のからくり - 渡辺淳一」文春文庫 巻頭随筆 から

英文の方は、

When teamwork works (The Economist September 8 2018) チームワークの利点と欠点

を継続中です。

チームワークの欠点と云うわけではないようですが、チーム優先で個が失われた場合の脆さを指摘したパラグラフスです。

But managerr always have to balance the merits of teamwork, which help ensure that everyone is working towards the same goal, with the dangers of “group-think”, when critics are reluctant to point out a plan’s defects for fear of being ostracised by the group. The disastrous Bay of Pigs invasion of Cuba in 1961 was a classic case of groupthink. Sceptics were reluctant to challenge John F. Kennedy, the newly elected American president.
A related phenomenon is the “wisdom of crowds”. Large groups are remarkably good, on average, at estimating such thing as the number of beans in a jar or the weight of a prize calf. But that accuracy relies on the guesses being independent. When people are aware of the views of others, there is a tendency for them to herd, as participants are reluctant to look foolish by beviating from the majority view. The same effect may lead to stockmarket bubbles.