(巻三十四)男運悪く水着のよく似合ふ(滝口明男)

(巻三十四)男運悪く水着のよく似合ふ(滝口明男)

8月3日水曜日

動いてはいるが、エアコンの調子がイマイチだそうで細君がURのサービス・センターに電話していた。エアコンの横に貼ってある管理票には平成22年10月設置と記されているからいつ壊れてもおかしくない代物だったのだ。URから設備会社、そこから下請けと指示が下りていくのだろうからいつどうなるのやらである。細君の観察に依れば川下に行くほど人間味が出てくるそうだ。

今日は10時に区役所から熱中症の注意メールが届いた。雲が出ていることもあり、体感的には昨日より楽である。

11時前にエアコンの下請けさんから電話が入り、エアコンの交換で話を進めるとのこと。機材の関係で取り付け工事は来週になるとのこと。冷房は動いているから、ま、いいっか。それに私は冷房は使いませんから。

今日もまた叱る妻ゐて家涼し(永井良和)

2時にリハビリ病院に出かける。暑いなかを5分ほど歩いて病院に入り、体温計の前に立つと38度5分と出た。一度後退りして、再度測ると37度8分まで下がった。2分ほど間を置いて三度目に立つと36度7分。

予約時刻から40分後の3時10分にユミ先生の代診のユミコ先生にお呼ばれする。ユミ先生だと15分くらいかかるところを、さらっと問診して3分でお仕舞い。ユミ先生の復帰見通しが立っていないそうでユミコ先生で来月の予約をする。流行り病かと思ったが、ユミちゃんどうしたのかな?

病院が終わって、薬局に回ったが混んでいたので受付だけにして駅前の崎陽軒まで夕飯の弁当を買いに歩いた。細君はエアコンのことで頭の中がいっぱいになって弁当にしようということになった。細君の注文は「夏弁当」で私は「炒飯弁当」にした。駅前まで行ったので日高屋冷し中華でホッピーいたしたが、冷し中華も二度目になると感動がない。

バスの時刻に折り合わず帰りも歩いた。薬局で薬を受け取り、都住3でサンちゃんに挨拶し、生協でパン、牛乳、ヨーグルト他を買って帰宅。

願い事-電球が切れるが如くで細君より先にお願い致します。怖くない、怖くない。

汗の如くダラダラと生きているが自分ではどうしようもない。

Self-pity

I never saw a wild thing sorry for itself.

A small bird will drop frozen dead from a bough without ever having felt sorry for itself.

D.H.Lawrence

が顔本に出ていた。

自分の死を悲しいと思いつつ死んで行くことないだろうと思うが、死んでみないと分からない。

惨めな死、情けない死、みっともない死と云うのは相対的と云うか比較しての話だ。どうでもいい。辛い死、苦しい死、痛い死と云うのは自分の問題だ。どうでもよくない。