(巻二十二)春一番妻の一言逆らわず(野村征三郎)

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6月10日月曜日

ブルー・マンデーに追い討ちをかけるように窓越しに雨音が聞こえる。
こういうときは週三日のパートタイマーであることに感謝であります。

そんな嫌な雨も小降りになった9時半ころ、電気系統の保守点検の方が二度ドア・ベルを鳴らした。
細君の編み出した矢鱈に細かい予ての手筈に従い点検の方を安全器にご案内しました。結果は異状なしでした。
矢鱈に細かいとは、
アベルがなってもちょっと呼吸を於いてからインターホンに出る。
“どちら様ですか”、と尋ね、相手が点検員と応えたらインターホンを確実に切る。
ドアの安全スライド鍵は解除せずに半開きで相手を確める。
相手が確認できたらドアを全開にして招じ入れる。
細君と点検員との間におとうさんが位置して安全器の所まで先導する。

である。要は細君は何があっても最初には殺されないようにしている訳だ?

この点検の場合、数週間前に点検の予定が通知されていましたし、こちらから電話して“午前”という大まかな予定を9時~10時に絞り込んでいただきました。
そういうわけですから、特殊詐欺屋さんではないことは明らかで安心してドア・ベルに答え、安全器にご案内し、点検していただきました。
もっとも、特殊詐欺屋さんが劇場型を始めるかもしれませんから用心に用心は必要でしょう。

嫌な世の中になりました。

区民税の納付書が来た。10月までは特別納付にならないそうです。税と社会保障費ですねえ!茹で蛙と覚悟を決めて喜んで払いましょ。



「夜の隅田川 - 幸田露伴」中公文庫 文豪と東京 から

を読み終わりました。
あぁ、そうですか。という感想ですみません。