(巻二十八)忘るるに使ふ努力や藪からし(杉田奈穂)

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(巻二十八)忘るるに使ふ努力や藪からし(杉田奈穂)

2月11日木曜日

朝家事:

4部屋の拭き掃除、4部屋の敷居掃除、玄関の掃き出し、毛布干し。

飯炊きに慣れてきた。蒸気抜きの栓を忘れるとか、そういうミスが怖いが飯は炊けるようになった。

《『荷風思出草』のなかで、相磯凌霜に「御飯は前と同じようにダイコンやニンジンを刻んでたく、あれをかかさずやつているわけですね。あれは栄養にはよいでしよう?」と質問され、荷風は「御飯の中に野菜をたたきこめば、おかずを別に作らずにすむもの」とおおらかに答えている。食に情熱を持たない単身者らしいアイデアといえるだろう。荷風は一貫して合理主義者である。

そして、六十歳を過ぎた荷風がひとり、ダイコンやニンジンを刻んで野菜まぜ御飯を作っている図はどこか、のどかで風雅ですらある。美食にこだわることなく、淡々として質素な食事に満足している荷風は仙人のようでもある。》

菜飯炊く使ひ勝手の悪き釜(中島信也)

荷風さんは電気釜で飯を炊いていたのではなかったろう。大したものだ。

散歩:

図書館に入り書架を眺めてみたが借りずに退館いたした。

帰りに生協で安いウイスキーと柿ピーを仕入れて帰宅した。

本日は三千四百歩で階段は1回でした。

夕飯に出たブロコッコリーのじくを前歯で噛んだら下の歯を痛めたようだ。茹でたブロコッコリーでヤれるなんて!ついでに歯医者さんで診て貰おう。

風呂から上がり、エアコンをつけた部屋で読書し、眠る前の血圧を測り、自室に戻りダブルのお湯割をいただいた。

願い事-叶えてください。心に動揺を与えないように雑音を拒否していると呆けるな。