(巻三十)極月に眉月一つ星ひとつ(袴田菊子)

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(巻三十)極月に眉月一つ星ひとつ(袴田菊子)

9月29日水曜日

石を砕きに行く。葛飾リハビリテーション病院で平成立石病院へ行くシャトルバスに乗る。10分で病院到着。受付、CT、エックス線、PCR、その後一時間ほどPCRの結果待ち。陰性の結果を受けて入院手続き。十五万円を預託。4階の病室四人部屋に移動。すぐに点滴用の管を入れた。手術着に着替え、手術の流れの説明と確認を看護師さんから受ける。特に希望とかあれば?と言われたので、「苦痛は嫌なので、緩和優先でお願いします」。担当医が来て右手にマークを付け、簡単な説明をしてくれた。当初1時半の予定が2時になり、手術室に徒歩移動。手術室の看護師から諸点確認本人確認。

ひやひやと登りて狭き手術台(太田うさぎ)

麻酔医から質問と確認。「眠くなりますよ」と言われて、あとは分からず。

「これから部屋に戻りますよ。」と言われて目覚める。寝台で部屋に戻る。看護師さんから「痛みがあるか?」と訊かれ、「ある。」と答える。「10段階のどの程度の痛みか?」と難問がきた。我慢すれば我慢できる程度なので「2」と答えた。「座薬と点滴のどちらがよいか?」ときたので点滴にして頂いた。うとうとする。担当医が来て尿管の石は破砕。腎臓内の石は一部破砕。で成功とのこと。腎臓内の大物については改めて手術をしましようとのことこと。記念品(一撮)を頂く。

7時に通常食の夕食を頂く。腹ペコだったのでとても美味しく頂いた。

総じて、医学が進歩したのだろうが、簡便になってきた。麻酔の時間も短いし、以前は尿導管を退院まで外してくれなかったが、今回はオチンチンからの管は最初から外されていて、これはありがたい。

そう言うわけで、手術は無事終わりました。