(巻三十二)メモに書く句句帳に書く句春惜しむ(後藤比奈夫)

f:id:nprtheeconomistworld:20220223073750j:plain

(巻三十二)メモに書く句句帳に書く句春惜しむ(後藤比奈夫)

 

2月22日火曜日

 

細君は美容室に出かけて行き、独りの午前を無為に過ごす。無為其の一はポルノ鑑賞で、これに一時間ほど費やす。最近は即物的なところより、演技で騙されているのかも知れないが、アクメ顔イキ顔に興奮を覚える。

青梅に眉あつまれる美人哉(蕪村)

無為其の二。昨日から取り組み始めたディクテーションで、

BBC Money Box The Rise of Trading Apps

https://www.bbc.co.uk/programmes/m000synf

の1926~2044の辺りに挑んでみた。同じBBCの英語でもCrowd Scienceや Food Chainに登場する科学系の方々の英語の方がMoney BoxやBottom Lineに登場する経済系の方々より聞き取り易いように思う。株屋は気が早いと云うが、話し方が違うように思う。これに一時間ほど費やすが、穴だらけ。

曲水に相場をつかむ気合かな(大町敏夫)

無為其の三は顔本の流し読み。猫の救出物語を何本か見て、警句を書き留めた。

“To think too much is a disease.” - Dostoyevsky

 

We live most of our life inside of our head. Make sure it's a nice place to be. Simple life.

 

8÷2(2+2)と云う問題が出ていて、16が正解かと思うが、コメントは16と1に割れていた。

そんな事をしているうちに11時半になり、備蓄調整の昼飯で赤飯と3月が期限の赤いきつねを頂いた。

12時半ころ細君が三色パン(つぶ餡、チョコ、クリーム)を土産に帰宅いたした。美容師(男性)さんの息子さんが通っている保育園があれで休園になり、姑も含め一家対応で大変とのことだ。

午後散歩。ずれ込んで2時半頃出かけた。風はなく、寒さも少し緩んだように思う。先ず都住で苦労猫と茶トラに一袋ずつ振る舞い、それから新道に出て、新道裏の路地を伝って亀有銀座に出た。串焼き本舗にしようかモツ吟にしようかと思いながら串焼き本舗を覗くとカウンターが空っぽだったので入った。いつもの兄ちゃんはせっせと焼売のような物を大量に拵えて蒸し上げていた。若いのでバイトの兄ちゃんかと思っていたが、しっかりした料理人さんらしい。帰りはバスにした。

願い事-生死直結で叶えてください。もうこの辺で静かに降ろしてください。コワクナイ、コワクナイ。

信心とかいうのではないが、穏やかに逝くことを願っているとこの絵葉書の写真に誘われる。携帯の待受をこの「広隆寺弥勒菩薩」に換えた。

 

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/38217901

 

紅緑氏には阿弥陀如来が来臨されたらしい。如来と菩薩はどう違うのかネットを見たら、ランクが違うらしい。それが本場の仏教哲学でそうなのか、場末でそう言うことにしたのか判りませんでした。

女菩薩とまがふ妻居て懐手(吉田未灰)