(巻三十二)東京のつつじといへば根津権現(高澤良一)

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(巻三十二)東京のつつじといへば根津権現(高澤良一)

4月1日金曜日

蓮光寺さまへ今月のお言葉を戴きに参る。戴いては見たが難解で困った。

行きと帰りに猫たちと戯れた。都住1では久しぶりに鼻黒に挨拶いたす。他に茶トラと苦労に会う。茶トラは近寄って来るが、苦労は今日は近寄ってこない。間に柵などあって安全が確保されていないと近寄らないことにしているようだ。リハビリ病院の四つ辻で野良が身繕いをしていたので声をかけたら用心しながらも逃げないのでスナックをやった。旨そうに食べていた。そこから都住2へ向かい、太郎と花子にスナックを振る舞う。2匹とも草むらで寝ていたので初めはよくわからなかったが、2匹とも人間に馴れているので手のとどくところまで近寄って来る。

夕食にサラダのようなものを添えてくれたのはよいのだが、夏ミカンが蕪の塩揉みのようなものの上に乗せてある。塩分を控えてその分は酸味で補うという健康的な味付けであると威張っている。健康的なのはよい。甘夏みかんは大きいのが1個125円だそうだから家計にもよろしいのも分かる。だが、とてもとても酸っぱくて顔が皺だらけになってしまうよ。食べ残したら、「この皮を剥くのにどれだけ苦労したと思ってんのよ!」と怒りだし、結局残さず食べさせられた。

願い事-生死直結で知らないうちに叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。これから40年も生きかもしれない人に比べればなんと幸せなことだろう。もう、終ったのだからね。