(巻三十三)誰もみなはじめは風邪と思ふらし(加藤静夫)

(巻三十三)誰もみなはじめは風邪と思ふらし(加藤静夫)

4月30日土曜日

今日のラジオ俳句の兼題はヤドカリ(寄居虫)だそうで、聴いていた細君からゴウナという言葉が出てくるがヤドカリの別名かと訊かれた。調べてみてゴウナはヤドカリの別名だと知る。

昨晩の残り物と納豆で昼食といたす。残り物と云っても牛コマ炒めだ。

午後の散歩は少し多目に歩くことにした。先ずURのフーッ子の様子を伺うが不在。都住1では九郎猫が腹を空かせていたようで「お懐かしや」といった感じで近寄ってきた。そこから図書館で返却と貸出。そこから駅北口の磯丸水産を目指す。途中、曳舟川のバイオトープでエビガニ釣りをしている爺さんと孫らしきを見かける。「懐かしいですね~。スルメですかねえ~。」と糸の先の餌を褒める。愛想のよい同年の爺さんでちょいと昔話を交わす。ある意味匠の伝承だな。

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/39167935

曳舟川沿いをさらに進みガードをくぐって角えびのところを曲がって磯丸へと向かう。空いていてカウンターは私だけだ。海鮮丼で酔鯨としたが、最初の感動はない。餃子に感激し、モツ焼きに感涙し、海鮮丼に感動したが、慣れたらだめだ。忘れるまでは食べないようにしょ。帰りはバスにして、都住2を覗いてみたが猫は不在。生協で納豆、牛乳、ヨーグルトと柿ピーを買う。やはり亀田の方が美味しいので30円高いが亀田にした。帰りにフーッ子は居るかと立ち寄るとベンチにいた。フーッとしか云わないが敵意とか警戒感は薄れてきた。スナックを期待していることが様子で分かる。

願い事-生死直結で知らないうち持っててください。コワクナイ、コワクナイ。

まだ尻を目で追ふ老いや荷風の忌(小沢昭一)

荷風の忌お一人さまとして帰心(拙句)

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2020/06/27/082614