(巻三十五)トーストにのせるもろもろ暮の春(服部早苗)

(巻三十五)トーストにのせるもろもろ暮の春(服部早苗)

10月27日木曜日

銀行のATMに月詣り出かけた細君が崎陽軒の肉マンと焼売を買って帰宅した。崎陽軒のオバチャンが云うにこの肉マンは革命的な肉マンだとのことだそうだ。何が革命的かと云うとそのまま皿に載せて電子レンジて温められることだそうだ。そうなれば確かに随分手間が省ける。革命前は水を張ったプラスチックの蒸し器を使ってレンジでチンしていた。ネットに出ている簡便な方法でもマグカップに水を入れて、テッシュを敷いた上に肉マンを載せてレンジで蒸すやりかただ。蒸し器の出し入れなどなくなり助かる。

肉マンを二つ並べて四月馬鹿(拙句)

昼飯にパック赤飯とカップ担々麺を食し、昼寝せずに散歩に出かけた。彼奴から机上カレンダー、高橋書店のカレンダーを探して来いとの下知があり、併せて『挑発する少女小説斎藤美奈子(河出新書)』も買って来いとの命があったのでアリオに出かけた。幸い紀伊國屋書店に両方ともあったが、机上カレンダーについてはサイズが少し大きいと難癖をつけられた。アリオを出て駅前銀座のウエルシアで、これも言い付けられた体温計と洗濯洗剤を買う。これで任務終了だ。

せっかく駅前まで来たのでどこにしょうかと思ったが、テレビのない「さと村」にした。

煮込みとタン塩二本、真澄を二合。で、2000円。そんなもんなんだろ。酒はやっぱりうまい。

猫セラピー。行きがけに都住3でクロちゃんに挨拶。今日もクロちゃんは駆け寄ってきてスリスリしてくれた。GOOD Therapist!

さと村からの帰り道に笠間稲荷のコンちゃんに挨拶。しばらくぶりだが覚えていてくれてかなり至近まできてくれた。そして図書館前に来ると鼻黒がいて尾を立ててスリスリ。今日も猫たちに癒されて彼奴からの虐待に耐えられた。

願い事-涅槃寂滅。