(巻三十八)うららかや牛乳瓶の蓋は紙(増田植歌)

9月2日土曜日

(巻三十八)うららかや牛乳瓶の蓋は紙(増田植歌)

晴れ。朝家事は昨日引き取ってきてカバーかけた毛布三枚の風通し。

杞憂あり明けて朝来て毛布干す(鈴木明)

そのあと、お米、お茶、私の朝食用品を買いに生協へ行き、帰って洗濯・外干しをいたす。明日から天気が崩れるとやら。

往きにトイちゃんを呼び出して一袋。

昼飯喰って、一息入れて、瞑想はせずに英聴。先週と今週で3本聴いてみたい番組があったのでダウンロードした。

書留郵便で国民健康保険証が届いた。紙で7年の秋まで行けそうである。紙のうちに終わりたい。

4時前に床屋さんに出かける。おばちゃん、千円で勘弁してくれて助かる。床屋から図書館に回り予約していた『法学教室8月号』借りた。そこから都住3へ回り、視野にクロちゃんは居なかったが一応お声がけを致した。直ぐには現れなかったが、不在だと思って立ち去ろうとしたときに駆けてきた。なんと愛らしい猫だろう。今日は一袋で身繕いを始めた。

クロちゃんのあとは「八起」。マグロのブツがお奨めでそれでホッピー。1150円也。三人客がいたが、うち二人は昨日と同じ。三人目も常連さん。缶のハイボール山崎の評価は常連さんや婆さんの間では芳しくない。税込みで八百円近いが、バカバカしいが大勢。なんでハイボールにするのだ?と云う意見あり。もっともストレートやロックで飲める金もない、で一致。

帰宅して、『法学教室』の判例セレクトを捲る。刑法の判例解説はコチコチ致したい。

図書館の貸出予約棚に『私のことだま漂流記-山田詠美』があり、ちょっと

捲らさせていただいた。面白そうなので、帰宅して早速予約しておいた。

願い事-ポックリ御陀仏。とにかく御陀仏。

昨晩は就寝30分前に例の漢方を服用し、床に就いた。例によってBBCを耳から流し込んで横になるといつもの通り5分もしないうちに眠りに落ちた。そしていつもの通りその3時間後に一度目覚めた。漢方のお蔭か、比較的短い目覚め時間で再び眠りに戻った。ただし、明け方の濃い夢見は変わらずだ。養老孟先生の随筆に依れば悪い夢は夢全体の64%で、実生活の不快体験が体験全体に占める割合と同じだとか。 

『眠りは生の一形式-養老孟』

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32357534/

楽しい夢など望まない。夢を見たくないのである。あの麻酔を射たれたときのような全くの無意識、あれが欲しいのさ。そしてあれが日高敏隆先生がおっしゃる死ならば喜んでその状態になりたいのである。

『死も遺伝的プログラムの一環-日高敏隆

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32335675/

忘れがたき麻酔の快楽春の闇(ラーラ)