(巻三十八)心臓の少し上刺す赤い羽根(萩原行博)

10月5日木曜日

(巻三十八)心臓の少し上刺す赤い羽根(萩原行博)

曇り。毛布にくるまって目覚めた。

朝家事は特になし。昨日の洗濯物の外干しは叶わず。だが、湿度が下がっているためか部屋干しでも乾いてきている。午後から外干し。

顧問先から継続する旨の通知を頂く。

昼飯喰って、一息入れて、顧問先に多謝メールいたす。

先週爪水虫の検体を採取して頂いたが、その結果と治療に3時からクリニックに出かけた。インフルエンザの予防接種を受ける老人多し。待ち時間に半チャン2回。で、検査の結果は「白癬菌塗末(-)」とのこと。“町医者の鑑先生”いわく「出ないこともあるので、時間を空けて再検査しましょう。爪は自分では切らないで(クリニックに)来てくださいね。」と念を押された。汚く変色、変形した爪を切っていただくのは心苦しいが、やって貰いましょう。

クリニックから都住へ回るもクロちゃん不在。生協で猫のスナックを買う。

4時を過ぎていたので「八起」を覗き鯵で頂く。おまけの茄子の浅漬が旨い。先客は常連の爺さんが一人。後から別の常連爺さんが来店。この爺さんがやたらと癌と保険に詳しく蘊蓄を聞く。癌の先端医療は保険適用外になるらしい。癌保険は八十歳くらいまでは入れるから入っておいた方がよいとの御説。この爺さんはなんとしても生きていたいらしいが、私が気になるのは緩和医療の方だ。御輿を上げようとしたところに競輪爺さんが入ってきた。

再英聴、シャッフルで、

BBC, The Food Chain, What's up with Airline Food?

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3ct38my

が出た。機内では雑音などで甘味、塩味などに鈍感になるそうだが、旨味(Umami)に対する感度は上がるそうで

、そのumamiとは何ぞやと苦労して説明していた。が、結局MSD-Mono Sodium Glutamateと云うことになってしまっていた。

寝間着をボロTシャツから長袖パジャマに替えた。

願い事-ポックリ御陀仏。元気で御陀仏。

再読は漱石の孫繋がりで、

「『うらなり-小林信彦』の解説 - 夏目房之介」本デアル から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32512205/

読み返してみた。

絵所を栗焼く人に尋ねけり(漱石)