句歌控帳「立読抜盗句歌集」
花火の間 うなじ見られている気配(山口秋野)
女性の御体の一部を読み込んだ句や歌は結構書き留めてありました。
手花火に 妹がかひなの 照らさるる (山口誓子)
美しき 鎖骨の窪み花明り (山崎十生)
うつくしきあぎととあへり能登時雨(飴山実) あぎと=顎=あご
襟あしの黒子あやふし朧月(武久夢二)
まだあっと思いますが、
一番好きなのは、
おとがいを われに向くれば まなざしも われに向きたり 春の石膏 (村木 道彦)
です。
ついに、コート着用です。
断酒6日目達成
断酒に集中いたします。